摺りの奉納や行列の順番を決める「札取り」を前に、祭りばやしの音を境内に響かせるえんぶり組=16日午後7時22分、八戸市の長者山新羅神社

 青森県南地方に春を呼ぶ国重要無形民俗文化財「八戸えんぶり」が17日朝、八戸市の長者山新羅神社への摺(す)りの奉納で幕を開ける。今年は行列の順番や一斉摺りの場所を決める「札取り」が4年ぶりに復活。同神社では16日夜、多数のえんぶり組がにぎやかに祝福芸を演じ、はやしを奏でながら、開幕に向け機運を高めていた。

 摺りを奉納する際、最初に舞を納めることができる「一番札」などの札取りは、17日午前0時の仮受け付けで太夫やはやし方などの構成がそろっていることなどを確認した後、早朝に正式決定する。

 一番乗りとなる12日午前9時から同神社に並んだのは東十日市えんぶり組。1960~71年、人手不足で休止し72年に活動を再開。2022年に再開50周年を迎えた。今回は烏帽子(えぼし)も新調し、7人いる親方も総入れ替えし新体制で臨む。代表親方・赤坂拓也さん(47)は「今年はいろいろな記念が重なり気合が入っている。力強い摺りや元気に踊る子どもたちの姿をぜひ見てもらいたい」と意気込んだ。

 八戸えんぶりは20日まで。17日は市中心街で34組が参加する予定の「一斉摺り」(午前10時40分から)などが行われる。

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