西目屋の乳穂ケ滝、暖冬で凍らず

3色のライトに照らされる乳穂ケ滝。暖冬の影響で今年はまだ凍っていない=1日午後5時40分、西目屋村

 青森県西目屋村田代名坪平にある乳穂ケ滝(におがたき)で1日、夜間ライトアップが始まった。今年の滝は全く凍る気配を見せておらず、滝つぼに水が勢いよく流れ落ちている。日没を迎えると、黄、緑、青色のライトが、暖冬を象徴するかのような光景を照らし出した。

 長年乳穂ケ滝を見てきた村産業課の平田凌さんも「こんな年は記憶にない」と驚く。雪解け水が流れ込んでいるためか、水量も多く、多少の冷え込みでは凍りそうにないという。

 滝は高さ約33メートル。冬になると上から伸びるつららと、滝つぼに形成される氷が近づき、巨大な氷柱となることで知られている。

 藩政時代から、伝統的に作物の豊凶を占う風習があったと考えられている。結氷状況で作柄を占う神事を伴う「乳穂ケ滝氷祭(こおりまつり)」は、住民の高齢化や人手不足のため、主催の目屋観光協会が4年連続で中止とした。

 ライトアップは18日までの日没~午後9時の時間帯に行う。滝の結氷状況は、村のホームページから確認できる。

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