イベント多彩「十和田湖冬物語」2日開幕


 十和田湖畔の冬を楽しむイベント「十和田湖冬物語」が、休屋地区の多目的広場をメイン会場に2日から始まる。主催する実行委員会(中村秀行委員長)は25日まで火、水曜を除き花火を打ち上げるほか、週末には北東北3県の芸能パフォーマンスを繰り広げ冬の湖畔を盛り上げる。

 イベント会場への入場は予約不要。花火は木-月曜の午後7時半から約5分間打ち上げる。1玉7千円で指定のメッセージをアナウンスしてから打ち上げるメッセージ花火を行うことができる。

 北東北3県の芸能パフォーマンスはねぶたばやし、岩手県の花巻鹿踊、秋田県のなまはげ太鼓など、毎週異なる演目を披露。初日の2日は十和田市の晴山獅子舞を午後7時から行う。演目、日時は同冬物語公式ホームページで確認できる。

 このほか、新型コロナの5類移行に伴い、4年ぶりに屋台村を開き、県内の7事業者が出店する。時間は月、木、金曜は午後4~8時、土日祝日は午前11時~午後8時。

 一方、奥入瀬渓流でも冬ならではの魅力を楽しむ催しが行われている。十和田市が5カ所でライトアップされた夜の氷瀑(ひょうばく)を楽しむツアーや、渓流をガイド付きで歩くツアーを実施。十和田奥入瀬観光機構は奥入瀬渓流館周辺の遊歩道をスノーシューで散策するツアーを行っている。

 また、県は国道102号の奥入瀬渓流沿いを低速の電気自動車(グリーンスローモビリティ、通称・グリスロ)に乗ってガイド付きで巡るツアーの社会実験を行っている。

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