GMUのふるさとナビ3 中泊・津軽めし


 津軽の伝統料理には、何となく冬のイメージがあります。寒い日に朝早くから野菜をトントン刻んで、おっきな鍋でグツグツ煮込むおばあちゃんの姿が浮かんできませんか? そんな心温まる料理を手軽に味わえる商品が中泊町にあるそうなので、GMU堀川あい、水樹華が特産物直売所ピュアへ向かいました。

 ご紹介するのは、昨年4月に発売されたレトルト商品・津軽めしシリーズの「けの汁」「鱈(たら)の子和(あ)え」「菊花となめこのしょがら(塩辛)」(各540円、3点セット1620円)です。ご案内役の濱舘豊光町長が「どれも作るのがけっこう面倒だから、この商品なら懐かしい伝統料理が手軽に食べられると、お客さんに喜ばれているんです」と自信たっぷりに薦めてくださいました。それでは、いただいてみましょう。

 まずは、けの汁。「野菜の食感がしっかり楽しめて、レトルトとは思えない」(堀川)、「地元の味噌(みそ)3種が使われていて煮干し、昆布のだしが効いてます」(水樹)と高評価でした。続いて、子和えを試食した水樹は「彩りがきれいで、タラコのつぶつぶ感も楽しめますよ」。初めて塩辛を味わった堀川は「2種類の昆布が入ったツルツル食感が、ご飯にぴったり」と喜んでいました。

 津軽めしシリーズのパッケージは、黒を基調にした落ち着いたデザインで、お土産や贈り物にぴったり。セット商品もあるので、県外で暮らす親戚や友達に送ってあげたら、懐かしい古里の味を、しみじみ楽しんでくれることでしょう。津軽の伝統料理はバリエーションが豊富なので、これからの新商品にも期待したいですね。

 ▼問い合わせ ピュア(TEL0173-57-5054)

◆◆◆ちょっと耳寄り◆◆◆

 ■2月3・4日、青森で「イガ米(べえ)~きてけフェア」 中泊町のおいしい食べ物と多彩なイベントが楽しめるフェアが、2月3・4の両日、青森市の県観光物産館アスパムで開かれます。野菜やヤリイカが当たるゲーム、伝統芸能「金多豆蔵人形芝居」などの催しが盛りだくさん。メバル、マグロのミニ丼はじめ名物料理が味わえます。問い合わせは町水産商工観光課(TEL0173-57-2111)へ。

濱舘町長を囲んで「津軽めし」をいただくGMU堀川(左)と水樹

お手軽さが好評な「津軽めし」の各種商品

フェアには親子で楽しめるゲームもあります

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