第52回はちのへ菊まつり(青森県八戸市、八戸市を緑にする会主催)が27日、市庁前市民広場と市庁本館を会場に始まった。市内の愛好家や老人クラブ、小学生らが心を込めて育てた彩り豊かな菊の大輪や盆栽、切り花など約350点が並んでいる。30日まで。
◇
菊まつりは、市民の花である菊について広く周知し、親しんでもらおうと毎年開いている。
展示の目玉となる菊人形「重臣 夏目広次 家康の甲冑(かっちゅう)をまとい身代わりとなる」は、徳川家康が三方ケ原の戦いで、武田信玄に敗れて逃げようとするシーンを再現。家康の身代わりになる決意をした夏目広次を、家康が止めようとする時の緊迫感が表現されている。このほか、八戸発祥とされている奥州菊も並ぶ。
奥州菊の普及に取り組む八戸菊花会の工藤亮悦会長によると、猛暑の影響で生育が2週間ほど遅れているといい、つぼみの状態の菊も見られる。工藤会長は「高齢化で会員の人数が減っている。奥州菊を絶やさないようにしていきたい」と話した。
各部門の優等賞は次の通り(○は一席)。
▽大菊の部
○中村清治、田中章喜、岩織壽雄、細越繁雄、副島洋子、小笠原敏雄、松川充、石倉正勝
▽懸崖の部
○関下石丸、髙橋忠治
▽盆栽の部
○中村清治、細越繁雄
▽切り花の部
中村清治、髙橋忠治
▽福助の部
細越繁雄、髙橋忠治
▽ミニ懸崖の部
細越繁雄
▽杉・玉の部
中村清治
▽千輪の部
髙橋忠治
◇
菊まつりは、市民の花である菊について広く周知し、親しんでもらおうと毎年開いている。
展示の目玉となる菊人形「重臣 夏目広次 家康の甲冑(かっちゅう)をまとい身代わりとなる」は、徳川家康が三方ケ原の戦いで、武田信玄に敗れて逃げようとするシーンを再現。家康の身代わりになる決意をした夏目広次を、家康が止めようとする時の緊迫感が表現されている。このほか、八戸発祥とされている奥州菊も並ぶ。
奥州菊の普及に取り組む八戸菊花会の工藤亮悦会長によると、猛暑の影響で生育が2週間ほど遅れているといい、つぼみの状態の菊も見られる。工藤会長は「高齢化で会員の人数が減っている。奥州菊を絶やさないようにしていきたい」と話した。
各部門の優等賞は次の通り(○は一席)。
▽大菊の部
○中村清治、田中章喜、岩織壽雄、細越繁雄、副島洋子、小笠原敏雄、松川充、石倉正勝
▽懸崖の部
○関下石丸、髙橋忠治
▽盆栽の部
○中村清治、細越繁雄
▽切り花の部
中村清治、髙橋忠治
▽福助の部
細越繁雄、髙橋忠治
▽ミニ懸崖の部
細越繁雄
▽杉・玉の部
中村清治
▽千輪の部
髙橋忠治