
青森県八戸市出身の思想家・教育者羽仁もと子(1873~1957年)の「生誕150年記念展」が28日、同市沢里古宮の「羽仁もと子記念館」で始まった。大勢の人が訪れ、国内初の女性新聞記者、婦人之友創刊、自由学園創設など、もと子の数々の業績を見つめ直している。30日まで。
八戸友の会が主催、婦人之友社、全国友の会が協賛。雑誌「婦人之友」のバックナンバーや、友の会メンバーが活動で作った作品、自伝「半生を語る」の直筆原稿を展示。もと子の好きな言葉を会員が書いたコーナーもある。
余熱を活用するため鍋をすっぽり覆う「鍋帽子」を使った料理講習や、もと子を紹介するビデオの上映も行われている。奈良市から訪れた丹羽佳也子さん(68)は「功績を一堂に見ることができ、感慨深い」と話した。羽仁もと子記念館の熊谷悦子館長(83)は「展示を通じ、一人でも多くの方に、言葉や思想を知ってほしいし、今後も伝えていきたい」と話している。
記念展は午前10時~午後4時(30日は正午まで)。30日午後1時半からは、もと子の生涯を婦人之友の今年8月号まで連載した作家森まゆみさん、もと子創設の「自由学園」卒業生で写真家・映画監督の本橋成一さんによる公開座談会が開かれる。
八戸友の会が主催、婦人之友社、全国友の会が協賛。雑誌「婦人之友」のバックナンバーや、友の会メンバーが活動で作った作品、自伝「半生を語る」の直筆原稿を展示。もと子の好きな言葉を会員が書いたコーナーもある。
余熱を活用するため鍋をすっぽり覆う「鍋帽子」を使った料理講習や、もと子を紹介するビデオの上映も行われている。奈良市から訪れた丹羽佳也子さん(68)は「功績を一堂に見ることができ、感慨深い」と話した。羽仁もと子記念館の熊谷悦子館長(83)は「展示を通じ、一人でも多くの方に、言葉や思想を知ってほしいし、今後も伝えていきたい」と話している。
記念展は午前10時~午後4時(30日は正午まで)。30日午後1時半からは、もと子の生涯を婦人之友の今年8月号まで連載した作家森まゆみさん、もと子創設の「自由学園」卒業生で写真家・映画監督の本橋成一さんによる公開座談会が開かれる。