勇ましいはやしを披露し、会場を沸かせた「まつりばやし共演会」

 青森県おいらせ町の「百石まつり」(町観光物産協会主催)前夜祭が15日夜、国道45号沿いの本町商店街で開かれ、4年ぶりに通常規模の祭りが開幕した。16日はお通りで、藤ケ森、上新町の自主制作2台を含む豪華な山車8台が合同運行する。18日まで。

 前夜祭は午後6時半にスタート。ライトアップされた華やかな山車が祭りの夜を彩り、参加団体による「まつりばやし共演会」がムードを盛り上げた。

 百石まつりは、百石地区の八幡宮例大祭が由来とされ、1880(明治13)年から140年以上の歴史を持つ。15日の例大祭には、成田隆町長や木村雅行町観光物産協会長ら13人が拝殿で参列した。八幡宮総代責任者の川口元さん(69)は「私自身、子どもの頃楽しみだった祭りを、今につないでいくのがわれわれの役目。住民が従来通り楽しめる祭りになってほしい」と話した。

 16日は午後2時にみこしが八幡宮を出発。日ケ久保虎舞や流し踊り、山車運行を行い、中央公園ではステージショーが繰り広げられる。17日は午後2時にクラシックカーがオープニングランを飾り、町内園児がパレード、仮装行列が会場を練り歩く。18日のお還(かえ)りは午後3時から山車合同運行を行う。

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