青森県と県タクシー協会は6日、青森、三沢両空港発着の予約型乗り合いタクシーの実証運行を10月1日から開始すると発表した。両空港と主要駅、観光地を結ぶ4ルートを設定。増加傾向にある個人旅行客や運転免許を持っていない大学生、高齢者の需要を取り込む。

 ルートは青森空港-三内丸山遺跡(青森市)-新青森駅▽同空港-五所川原駅-立佞武多(たちねぷた)の館(五所川原市)▽同空港-弘前駅-弘前公園(弘前市)▽三沢空港-八食センター(八戸市)-八戸駅。観光客らの需要が見込める場所を選んだ。

 1日当たりの運行本数(空港発着の合計)は青森空港-三内丸山遺跡-新青森駅が8便、他は4便。決まった時間に決まったルートを回る「定時定路線型」で、航空路線に接続するよう運行時間を調整した。出発地か目的地のどちらかが両空港であることが利用の条件で、指定場所以外で乗り降りはできない。

 料金は青森空港から新青森駅までが2600円、三沢空港から八戸駅までが4800円など。いずれのコースも通常のタクシーの半額程度となっている。

 県は2023年度から3年間の事業で乗り合いタクシーの実証運行を県タクシー協会に委託。新たな二次交通として定着させ、26年度以降は県の補助金に頼らない運行を目指す。

 県交通政策課の菊池礼仁課長は「コロナ禍明けでインバウンド(訪日客)需要が増える時期に新たなサービスを提供する」、同協会の下山清司会長は「利用者のニーズに合わせ、ルートの変更も考えていく」と述べた。

 利用前日の午後5時までの予約が必要で、既にインターネットで受け付け中。今後、英語や中国語、韓国語にも対応する。運行時間などの詳細は乗り合いタクシーのホームページに掲載している。


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