弘前市立博物館は28日、津軽塗をテーマに全編を青森県弘前市内で撮影した映画「バカ塗りの娘」に登場する津軽塗のグランドピアノの展示を始めた。劇中で、堀田真由さん演じる主人公・美也子が津軽塗を施したピアノで、物語の鍵を握る重要な津軽塗作品として描かれている。9月18日まで。
ピアノは、市が所有し弘前文化センターの練習室で使っていたもので、映画の撮影のために貸し出した。鶴岡慧子監督のイメージを基に、弘前市の津軽塗職人松山昇司さんと妻の山岡奈津江さんが津軽塗を施した。駆け出しの職人である美也子の技量に合わせ、デザインや技法などを調整してあるという。
同館の川村快之館長補佐は「映画を見たらこのピアノの行方が気になる人が多いと思う。グランドピアノと津軽塗という組み合わせは今までになく、展示品としての魅力もすごい。ぜひ見に来てほしい」と話した。
博物館での展示終了後、市立観光館でも展示する予定。映画関連の展示が終わり次第、再び文化センターの練習室で活用する。
ピアノは、市が所有し弘前文化センターの練習室で使っていたもので、映画の撮影のために貸し出した。鶴岡慧子監督のイメージを基に、弘前市の津軽塗職人松山昇司さんと妻の山岡奈津江さんが津軽塗を施した。駆け出しの職人である美也子の技量に合わせ、デザインや技法などを調整してあるという。
同館の川村快之館長補佐は「映画を見たらこのピアノの行方が気になる人が多いと思う。グランドピアノと津軽塗という組み合わせは今までになく、展示品としての魅力もすごい。ぜひ見に来てほしい」と話した。
博物館での展示終了後、市立観光館でも展示する予定。映画関連の展示が終わり次第、再び文化センターの練習室で活用する。