青森県田子町で5月27、28の両日、町観光協会主催の「星空観察会」が開かれた。1992年度、環境庁(当時)による夏期・全国星空継続観察で日本一に選ばれたこともある同町の星空だが、27日はあいにくの曇り空で見える星はまばら。それでも、一戸観光天文台(岩手県)の吉田偉峰(いほう)台長(38)ら講師の話を聞きながら、町内外から参加した約20人が星空に思いをはせた。
27日から始まった「大黒森つつじまつり」に合わせたイベント。参加者は、宿泊施設「ロッジ・カウベル」で吉田台長の説明を聞いた後、外へ。昼の明るさが残る中、はっきりと空に浮かんでいる月や金星の形を天体望遠鏡で確認。時間の経過とともに暗さが増すと、見える星も増え、肉眼の約50倍の光を集める手のひらサイズの「星座望遠鏡」などで星を観察し、吉田台長がレーザーポインターで指し示す方向の星や星座を確認していた。
同町の大黒森付近は、街あかりなどの「光害」が少なく、吉田台長は「田子の夜空はSQM(スカイ・クオリティー・メーター)で調べてもかなり星の観察に適しており貴重」と話した。
27日から始まった「大黒森つつじまつり」に合わせたイベント。参加者は、宿泊施設「ロッジ・カウベル」で吉田台長の説明を聞いた後、外へ。昼の明るさが残る中、はっきりと空に浮かんでいる月や金星の形を天体望遠鏡で確認。時間の経過とともに暗さが増すと、見える星も増え、肉眼の約50倍の光を集める手のひらサイズの「星座望遠鏡」などで星を観察し、吉田台長がレーザーポインターで指し示す方向の星や星座を確認していた。
同町の大黒森付近は、街あかりなどの「光害」が少なく、吉田台長は「田子の夜空はSQM(スカイ・クオリティー・メーター)で調べてもかなり星の観察に適しており貴重」と話した。