六戸プレシャモ、9日から一般向け限定販売

一般向けに限定販売する「青森シャモロック ザ・プレミアム#6」。上から時計回りに丸鶏「中抜き」、もも肉、胸肉

 青森県六戸町の六戸ブランド研究会は9日から、町内養鶏場で飼育する地鶏「青森シャモロック ザ・プレミアム#6(ナンバーシックス・愛称プレシャモ)」を道の駅ろくのへで一般向けに限定販売する。町内の飲食店や県外の高級店でのみ扱ってきたが、消費者の要望を受けて数量限定で行う。

 プレシャモは、青森シャモロックを特別な方法で育てた同町が誇る地鶏。選抜した雄のみ飼育期間を30日間延長し、飼育密度を1平方メートル当たり3羽未満に抑えてゆったりした環境で育てる。肉の引き締まりや味わい深いだしが特長。県産業技術センター畜産研究所の参考資料で、通常飼育に比べてうまみ成分は約1.6倍、歯応え約1.4倍、血流改善などに効果的なα-リノレン酸(機能性成分)約2.6倍とされている。

 昨年は調理した形で販売したが、今年はシャモ“ロック”の語呂に合わせて6月9日に売り出す。扱う肉は冷凍3種で、2~3キロの胸肉が100グラム当たり352円、3~5キロのもも肉が同400円、内臓を取り除いた丸鶏「中抜き」(3キロ強)が同224円。

 売れ行きを見て販売を続けるか判断する。問い合わせは道の駅ろくのへ(電話0176-55-4134)へ。

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