大正期のステンドグラスが現存する青森県中泊町の旧家「宮越家」で30日、春の一般公開が始まった。初日は県内外から30人以上が訪れ、ステンドグラスの美しさや、新緑の季節ならではの庭園の景色を堪能した。公開は7月2日まで。
見学者は「宮越家ボランティアガイドの会」メンバーの案内で、同家の離れ「詩夢庵(しむあん)」や大石武学流庭園「静川園(せいせんえん)」を巡った。詩夢庵内で最初に通される「涼み座敷の間」で、ステンドグラス作家・小川三知の傑作「四季花木障子」を見た人々は感嘆の声を漏らしながら写真に収めていた。
このほか、ガラスを重ねる高度な技法で十三湖の湖面の輝きを表現した円形のステンドグラス「十三潟景観」や、ふすま絵をじっくりと鑑賞。静川園を歩きながらガイドに質問するなどして、1時間の見学を満喫していた。
十和田市から夫の加賀沢秀男さん(76)と訪れた美代子さん(71)は「テレビで見て来たいと思っていた。貴重な物を見られて良かった」と満足げに話した。
見学チケットは町文化観光交流協会の窓口や同協会ホームページで購入できる。宮越家現当主の寛(ゆたか)さん(64)は「離れ内のステンドグラスや調度品で、大正ロマンの世界に浸っていただけたらうれしい」と述べていた。
見学者は「宮越家ボランティアガイドの会」メンバーの案内で、同家の離れ「詩夢庵(しむあん)」や大石武学流庭園「静川園(せいせんえん)」を巡った。詩夢庵内で最初に通される「涼み座敷の間」で、ステンドグラス作家・小川三知の傑作「四季花木障子」を見た人々は感嘆の声を漏らしながら写真に収めていた。
このほか、ガラスを重ねる高度な技法で十三湖の湖面の輝きを表現した円形のステンドグラス「十三潟景観」や、ふすま絵をじっくりと鑑賞。静川園を歩きながらガイドに質問するなどして、1時間の見学を満喫していた。
十和田市から夫の加賀沢秀男さん(76)と訪れた美代子さん(71)は「テレビで見て来たいと思っていた。貴重な物を見られて良かった」と満足げに話した。
見学チケットは町文化観光交流協会の窓口や同協会ホームページで購入できる。宮越家現当主の寛(ゆたか)さん(64)は「離れ内のステンドグラスや調度品で、大正ロマンの世界に浸っていただけたらうれしい」と述べていた。