16日の青森県内は高気圧に覆われ各地は穏やかな一日となった。東寄りの湿った空気の影響で、海上や海沿いなどでは霧が発生しやすく、津軽海峡付近では雲海が広がって見えた。
外ケ浜町三厩の観光地・竜飛崎からは同日午後、眼下に見渡す限りの雲海が広がり、津軽半島や北海道が雲の上に浮かんで見えた。珍しい光景に訪れた人たちは写真を撮るのに夢中だった。神奈川県から夫婦で観光に来ていた土屋宏さん(64)は「雲海を見るのは初めて。風の強い竜飛のイメージと違って幻想的な雰囲気」と景色を楽しんでいた。
同海峡に面するホテル竜飛によると、同日は昼まで霧に包まれ、午後に晴れると海上に雲海が見え始めた。めったに見られない光景という。
青森地方気象台によるとこの日の県内は、地上(海上)の冷たい空気が霧を発生させ、上空の安定した暖かい空気の層がふたの役割をしたため、海面付近に霧が滞留しやすかった。17日にかけては全県に濃霧注意報が出ている。
外ケ浜町三厩の観光地・竜飛崎からは同日午後、眼下に見渡す限りの雲海が広がり、津軽半島や北海道が雲の上に浮かんで見えた。珍しい光景に訪れた人たちは写真を撮るのに夢中だった。神奈川県から夫婦で観光に来ていた土屋宏さん(64)は「雲海を見るのは初めて。風の強い竜飛のイメージと違って幻想的な雰囲気」と景色を楽しんでいた。
同海峡に面するホテル竜飛によると、同日は昼まで霧に包まれ、午後に晴れると海上に雲海が見え始めた。めったに見られない光景という。
青森地方気象台によるとこの日の県内は、地上(海上)の冷たい空気が霧を発生させ、上空の安定した暖かい空気の層がふたの役割をしたため、海面付近に霧が滞留しやすかった。17日にかけては全県に濃霧注意報が出ている。