ゴールデンウイーク後半がスタートした3日、青森県内は初夏を思わせる陽気に包まれ、行楽地は家族連れや観光客でにぎわった。新型コロナウイルスの規制緩和を受け、県外や海外から訪れた人も多く、思い思いに青森県観光を満喫していた。

 3日午前、青森市の「ねぶたの家ワ・ラッセ」のねぶたばやし生演奏には200人以上が詰めかけ、音色に合わせて体を揺らした。

 弘前市の金田裕子さん(43)は「ハネト体験で娘がめちゃめちゃに跳ねて喜んでいた」と笑顔。近くのアスパムでは、県産サーモンの料理を提供する「サーモンフェス」を開催中で、営業開始と同時に長い行列ができるほどの盛況ぶり。午前だけで千人以上が訪れたという。

 青森市のモヤヒルズは連休後半に合わせてアウトドアフェスタを開催。そば打ちや木登りなどの体験コーナーが並んだ。人気の乗馬体験に挑戦した同市の長田陽華さん(8)は「馬の上は高くて、これまでと違う景色が見られて楽しかった。風が気持ち良かった」とうれしそうだった。

 八甲田ロープウェー山頂公園駅周辺を訪れた観光客は、例年より早い雪解けで緑が広がる麓の景観と、まだ雪の残る山頂付近とのコントラストを堪能した。友人とのツーリング途中に立ち寄った和歌山県日高町の上畑考士さん(49)は「青森には初めて来たけど、素晴らしい景色。これから奥入瀬渓流や十和田湖にも足を延ばしたい」と話した。

 ウミネコの繁殖地として知られる八戸市の蕪島。市内の実家へ帰省中の髙橋桃香さん(35)=秋田市=は家族で蕪嶋神社を訪れた。甲高い声で鳴きながら飛ぶウミネコを見ながら「子どもの頃から来ていた大好きな場所。(ふんよけ用の)貸し出し傘がなくなるほど混み合っていたが、観光できて良かった」と顔をほころばせた。

 弘前市では日中に最高気温22.2度を観測。弘前公園では、見ごろを迎えたチューリップと八重桜の競演が来園客を楽しませていた。仙台市から家族と訪れ、お化け屋敷に入った神柚希ちゃん(4)は「初めは怖かったけど、楽しかった。お店で買ったイチゴあめもおいしかった」と喜んでいた。



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