雄大なパノラマ満喫、名久井岳山開き

青空の下、山頂で三戸郡や周囲の山々を望む登山者

 青森県南部町と三戸町にまたがる名久井岳(標高615メートル)が27日、今年の山開きを迎えた。やや風が強いながらも青空が広がる登山日和で、スミレが咲き、野鳥のさえずりが響く登山道には早速、山頂を目指す登山者の姿が見られた。

 山開きセレモニーは、南部町観光協会(夏堀文孝会長)が法光寺コース側5合目駐車場で行い、夏堀会長や工藤祐直町長ら関係者が神事に参加しテープカット、名久井岳登山や周辺観光施設の安全を祈願した。

 名久井岳は法光寺(かもしか遊歩道)コース、長谷ぼたん園側からの月山コースなど複数ルートがあり、法光寺コースは急登や鎖場、岩場もあるなど変化に富んでいる。

 職場の元同僚で、年に数度、北東北の山を一緒に登っているという秋田県大館市の藤盛一保さん(70)と十和田市の馬場國夫さん(68)は法光寺コースで山頂へ。「階上岳も検討したが、きょうは名久井岳にした。最高の天気に恵まれた」と話し、山頂から八甲田連峰や階上岳、岩手山、姫神山など周囲の山々を見渡していた。

 年に数回、登山道整備を行っている南部町登山愛好会の上平久人代表は「低山ながら非常にいい山で、他の山に行く際のトレーニングにも良い。とにかくけがなく、楽しんでもらいたい」と、自ら今年初めての名久井岳登山を楽しんだ。

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