リンゴの老木をテーマにした油絵を描いている東京の画家・阿部澤(たく)さん(62)が、青森県弘前市に丸1年滞在して描いた油絵「りんごの物語 一年と一日」がこの春、完成した。「完成速報展」として5月8日まで、市役所本庁舎で展示している。
阿部さんは、20年以上にわたりリンゴの老木を描くことをライフワークとし、青森県にもたびたび足を運んで制作を重ねている。
今回の滞在制作は、同市の元地域おこし協力隊員・樽澤武秀さん、優香さん夫妻のプロジェクト「弘前アーティスト・イン・レジデンス(弘前エア)」の一環で実現した。四季を通して市内に滞在して、リンゴ園の取材や公開制作をしながら、自身最大作に挑んだ。
作品は縦約90センチ、横約6.4メートル。架空の1本の老木を中心に、朝から夜、春から冬に移り変わる様子を左から右へと表現している。制作アシスタントは同市在住の鶴見弥生さんが務めた。
阿部さんは「初めに大風呂敷を広げてしまったので完成までたどり着けるかはらはらしていたが、無事ここまで来られて良かった。1年間滞在したことで、これまで見たことがなかったリンゴの木の変化を連続して見られたのがすごく面白かった」と話した。
展示しているのは、市役所前川新館1階の市民ギャラリー前。午前8時半から午後5時まで、休日も開場している。
阿部さんは、20年以上にわたりリンゴの老木を描くことをライフワークとし、青森県にもたびたび足を運んで制作を重ねている。
今回の滞在制作は、同市の元地域おこし協力隊員・樽澤武秀さん、優香さん夫妻のプロジェクト「弘前アーティスト・イン・レジデンス(弘前エア)」の一環で実現した。四季を通して市内に滞在して、リンゴ園の取材や公開制作をしながら、自身最大作に挑んだ。
作品は縦約90センチ、横約6.4メートル。架空の1本の老木を中心に、朝から夜、春から冬に移り変わる様子を左から右へと表現している。制作アシスタントは同市在住の鶴見弥生さんが務めた。
阿部さんは「初めに大風呂敷を広げてしまったので完成までたどり着けるかはらはらしていたが、無事ここまで来られて良かった。1年間滞在したことで、これまで見たことがなかったリンゴの木の変化を連続して見られたのがすごく面白かった」と話した。
展示しているのは、市役所前川新館1階の市民ギャラリー前。午前8時半から午後5時まで、休日も開場している。