第12回全国小・中学生ねぶた下絵コンクールで最優秀賞に輝いた2作品を基にしたねぶたが完成し、3月31日、コンクールを主催した青森市の「ねぶたの家 ワ・ラッセ」でお披露目された。同所で1年間展示する。
完成したのは、小学生部門で受賞した同市長島小6年(4月から同市南中1年)木浦(このうら)優希さんの「帝釈天(たいしゃくてん)と月の兎(うさぎ)」と、中学生部門で受賞した南中1年(4月から同2年)横山文音(あやね)さんの「光の道しるべ」。木浦さんの作品は、ねぶた師の諏訪慎さんが監修し、弟子の倉内裕太さんがミニねぶたとして制作。横山さんの作品は、ねぶた師の竹浪比呂央さん監修の下、弟子の津川創(はじめ)さんが中型ねぶたに仕上げた。
同所で除幕式が行われ、明かりのともった自身のねぶたを見た木浦さんは「帝釈天のよろいなど全体的に躍動感がある。イメージ通り、格好良く仕上がった。帝釈天と象と兎のバランスを見てほしい」と感慨深げ。
3度目の最優秀賞となる横山さんは「戦争や新型コロナウイルスで先の見えない世界が明るい方向に進んでほしいという願いを込めた。光り輝くキノコや精霊が力強い。ねぶたがもっと好きになった」と話した。
コンクールには県内外から99点の応募があり、ねぶた名人の千葉作龍さんと北村隆さんらが審査を担当した。
完成したのは、小学生部門で受賞した同市長島小6年(4月から同市南中1年)木浦(このうら)優希さんの「帝釈天(たいしゃくてん)と月の兎(うさぎ)」と、中学生部門で受賞した南中1年(4月から同2年)横山文音(あやね)さんの「光の道しるべ」。木浦さんの作品は、ねぶた師の諏訪慎さんが監修し、弟子の倉内裕太さんがミニねぶたとして制作。横山さんの作品は、ねぶた師の竹浪比呂央さん監修の下、弟子の津川創(はじめ)さんが中型ねぶたに仕上げた。
同所で除幕式が行われ、明かりのともった自身のねぶたを見た木浦さんは「帝釈天のよろいなど全体的に躍動感がある。イメージ通り、格好良く仕上がった。帝釈天と象と兎のバランスを見てほしい」と感慨深げ。
3度目の最優秀賞となる横山さんは「戦争や新型コロナウイルスで先の見えない世界が明るい方向に進んでほしいという願いを込めた。光り輝くキノコや精霊が力強い。ねぶたがもっと好きになった」と話した。
コンクールには県内外から99点の応募があり、ねぶた名人の千葉作龍さんと北村隆さんらが審査を担当した。