クリオネぷかぷか 癒やし/八戸・マリエントで100匹展示

クリオネが泳ぐ水槽を眺める来場者

 「流氷の天使」などと呼ばれているクリオネが、八戸市水産科学館マリエントで展示されている。体長約1センチのクリオネ約100匹が翼足を天使の羽のように動かして愛らしく泳ぎ、来場者に癒やしを与えている。

 クリオネは北極域やオホーツク海などの冷たい海に生息する巻き貝の一種で、寿命は3カ月~1年と短く飼育は難しいとされている。「北海道立オホーツク流氷科学センターGIZA(ギザ)」から提供を受けるなどして約100匹集めた。

 来場者はクリオネが泳ぐ水槽をじっくり眺めたり、スマートフォンで写真撮影したりして思い思いに楽しんでいた。春休みを利用して神奈川県から訪れている中学生の原田夏葵さんは「こんなにたくさん泳いでいるのは初めて見た。ぷかぷか浮かんでかわいい」と話した。

 同館スタッフの山本綾香さんは「これだけの数が泳いでいる姿はなかなか見ることができない。早めに足を運んでもらえれば」と語った。

マリエントで展示しているクリオネ

八戸市

青森
一流の舞や演奏、間近で 日本舞踊キャラバン、11月10日に八戸で公演
青森
「八戸サバ缶バー」再出発
青森
青森県の教育版画 一堂に/八戸市美術館が12日から企画展
青森
街かどミュージアムで美人木版画展/八戸
青森
縄文時代後期、風張ムラの生活は/合掌土偶国宝指定15周年記念 八戸・是川縄文館、5日から企画展