世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」構成資産の小牧野遺跡(青森市)の魅力を県内外に発信し、地域活性化につなげようと、青森中央学院大学の学生団体「ディベラボ」メンバーが羊毛フェルト人形「ようもんゆらり」を開発し、4日から販売を始めた。商品は同遺跡のPRキャラクター「こまっくー」のほか、土偶、リンゴ、金魚ねぶたの4種類で、1個2530円(税込み)。
ようもんゆらりは同遺跡で採集したドングリで染色した県産羊毛を使用。「青森県産羊毛の会aomori wool」(同市)で、捨てられてしまう羊毛があることを知り、学生が活用を模索した。玩具の起き上がり小法師(こぼし)をイメージし、「コロナ禍で景気が落ち込む中、もし転んだとしても挑戦して立ち上がる姿勢を表現したい」との思いも込めた。青森らしさを取り入れながら、ふんわり柔らかな人形に仕上がった。
今回の商品開発は、2021年度「青森市学生ビジネスアイデアコンテスト」でグランプリを受賞した。制作は県内の羊毛作家が担い、商品化まで1年2カ月間の試行錯誤を経て、同市野沢にある小牧野遺跡保護センター(縄文の学び舎(や)・小牧野館)のミュージアムショップに並んだ。
ディベラボの商品開発部門メンバーの村田陽稀さん(経営法学部4年)は「青森には小牧野遺跡と羊毛というすてきなものがあることを知らない人も多いと思う。地域に貢献できる商品になれたらうれしい」、佐々木みゆさん(同2年)は「若い人に遺跡を知ってもらい、これからも地域貢献できる商品を作りたい」と語った。
商品開発は「あおもりフィールドスタディ支援事業」の補助金を活用した。
ようもんゆらりは同遺跡で採集したドングリで染色した県産羊毛を使用。「青森県産羊毛の会aomori wool」(同市)で、捨てられてしまう羊毛があることを知り、学生が活用を模索した。玩具の起き上がり小法師(こぼし)をイメージし、「コロナ禍で景気が落ち込む中、もし転んだとしても挑戦して立ち上がる姿勢を表現したい」との思いも込めた。青森らしさを取り入れながら、ふんわり柔らかな人形に仕上がった。
今回の商品開発は、2021年度「青森市学生ビジネスアイデアコンテスト」でグランプリを受賞した。制作は県内の羊毛作家が担い、商品化まで1年2カ月間の試行錯誤を経て、同市野沢にある小牧野遺跡保護センター(縄文の学び舎(や)・小牧野館)のミュージアムショップに並んだ。
ディベラボの商品開発部門メンバーの村田陽稀さん(経営法学部4年)は「青森には小牧野遺跡と羊毛というすてきなものがあることを知らない人も多いと思う。地域に貢献できる商品になれたらうれしい」、佐々木みゆさん(同2年)は「若い人に遺跡を知ってもらい、これからも地域貢献できる商品を作りたい」と語った。
商品開発は「あおもりフィールドスタディ支援事業」の補助金を活用した。