小川原湖シラウオ 加熱メニューで漁師支援

「おいしい」「臭みがない」など、試食会で好評を得た「おがわら湖セット」

 小川原湖産のシラウオ、加熱して安全でおいしく-。昨年、淡水魚などにつく寄生虫が引き起こす病気が青森県内で確認されたことにより、苦境に立たされている小川原湖のシラウオ漁師を支援しようと、東北町の道の駅おがわら湖(木村大丈駅長)は3日、シラウオを加熱して提供する新メニューをお披露目した。7日から同道の駅の「レストランポロトピア」で、土、日曜日、祝日に千円(限定10食)で提供する。

 昨年9~11月、約130人が皮膚のかゆみや腫れの症状が訴え上北郡内や八戸市内の医療機関を受診。1人の皮膚から、寄生虫の顎口虫(がっこうちゅう)が検出された。症状が出た人の多くがシラウオを生で食べていた。

 この影響で小川原湖では現在、ワカサギ漁に交じってしまったものを除き、シラウオを取らないようにしているという。

 淡水魚を加熱したり、マイナス20度で3~5日の冷凍すれば寄生虫は死ぬとされる。同道の駅は、全国一の水揚げを誇る同湖名産のシラウオを使い、加熱した新料理を考案。3日、同道の駅に長久保耕治町長や岡山粕男町議会議長、道の駅運営会社の役員ら約10人を集めて試食会を行った。

 料理は、急速冷凍したシラウオをゆでて、ノリ、ネギとともにご飯に載せてお好みでめんつゆをかけて食べる丼もの、同湖名産のシジミを使ったスープをかけたシラウオの卵とじ、町名産のナガイモと同湖の沼エビを炒めてチーズを載せたおかず、地元産野菜を使った漬物の4品。試食会では「今年のシラウオは大きい」「おいしい」「臭みもない」などと好評だった。参加者らが「おがわら湖セット」と命名した。

 木村駅長は「漁業者の応援と町活性化につながっていくと思う。味に自信があり、ぜひ食べてほしい」と話した。小川原湖漁協の沼尾栄一筆頭理事は「シラウオを再びPRする一つの足掛かりとしたい。地元でこういう形で応援してくれるのは大変ありがたい」と語った。

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