白神アロマ研究所が開発した「縄文水」(右)と「縄文スプレー」。スプレーは今後、容器のデザインが決まる

 合同会社・白神アロマ研究所(青森県鯵ケ沢町)が世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」をPRする飲料水「縄文水」と自然由来のアロマが香る「縄文スプレー」を開発した。永井雄人代表社員が27日、県庁で和嶋延寿県教育長に完成を報告した。縄文水には世界遺産・白神山地を流れる赤石川支流の湧き水を使うなど、青森県の「W世界遺産」のPRを意識した商品になった。

 開発には「県縄文あおもりプロモーション事業費補助金」を活用した。スプレーは県内のクロモジ(クスノキ科)、スギ、青森ヒバ、トウヒ(マツ科)、リンゴの樹木から抽出した成分に精油を加えてできた5種類。天然成分による除菌・虫よけ等の効果があり、爽やかな香りが楽しめるのが特徴だ。

 両商品は、観光客が県内の縄文遺跡群を見学する際、スプレーを衣服にかけて虫よけ対策をし、縄文水で喉をうるおしてもらいたい-との思いで作られた。永井代表社員は「青森にはW世界遺産があるんだと情報発信したい」と語った。

 和嶋教育長は縄文水を試飲し「おいしい。縄文の人々もこの水を飲んでいたのかなという思いになる」と述べたほか、スプレー5種の香りを嗅ぎ「さっぱりしている」「深みがある」などと違いを感じていた。

 縄文水は同町の白神美水館とのコラボ商品。オープン価格で、県観光物産館アスパムなどで発売中。スプレーは今後容器のデザインを決め、来春発売を予定している。

和嶋教育長(左から2人目)に商品の完成を報告した永井代表社員(同3人目)=27日、県庁

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