市民でにぎわう館鼻岸壁朝市。キャラクター「イカドン」(中央左)も買い物客を出迎えた=25日午前7時、八戸市

 国内最大級の朝市とされる青森県八戸市の館鼻岸壁朝市が25日、今年の日曜日最後の営業日を迎えた。真っ暗な午前5時前から市民らが訪れ、年末年始に備えた食品などを買い込んだ。

 同日朝の八戸の最低気温は氷点下0.9度と平年を上回り、風も弱く穏やかな天気に。まとめ買いする客も見られ、ホッキガイを箱ごと購入していた市内の男性(74)は「県内の友人に配りたい」と声を弾ませた。

 魚介類や野菜、総菜などを手頃な価格で購入できることが同朝市の魅力の一つだが、物価高騰の影響で今年、値上げに踏み切った店も少なくなかった。塩味の鶏手羽肉の唐揚げが看板商品の「大安食堂」の荒澤忠明代表(55)は「鶏肉、サラダ油と全ての値段が上がった。今年は商品価格を据え置いたが、従業員の待遇改善のためにも来年は値上げを考えなければ」と語った。

 館鼻岸壁朝市は30日の臨時朝市で今年の営業を終える。来年は3月12日に開幕する予定。

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