外ケ浜の名所巡って「むーもん」ゲットだぜ!

スタンプ完成を報告した生徒ら(町世界遺産対策室提供)

 青森県外ケ浜町の住民団体「大平山元遺跡もりあげ隊」(三浦博英会長)は1日から、町内の観光施設を巡りスタンプを集める「むーもんスタンプラリー」を行っている。地元の蟹田中学校の生徒6人が同隊のキャラクター「むーもん」と観光施設にちなんだ6種類のデザインを考案。全種類を集めると、むーもんのぬいぐるみが当たる。

 スタンプラリーは、冬に落ち込みがちな町の観光の活性化と、デザイン考案を通じて地元の生徒たちに同遺跡や町の観光施設を身近に感じてもらおうと企画。蟹田中の全校生徒からデザイン画を募集し、3年生の宮本紗希さん、2年生の前田瑛汰さん、1年生の坂井司さん、須藤心音さん、越田英寿さん、野口泰希さんの作品を採用した。

 スタンプになった観光施設は、「大山ふるさと資料館」「ウェル蟹」「トップマスト」「道の駅たいらだて」「龍飛岬観光案内所」「青函トンネル記念館」の6施設。大山ふるさと資料館のスタンプにはむーもんと資料館外観がデザインされ、道の駅たいらだてのスタンプにはホタテやタイ、タコ、ウニに囲まれるむーもんが描かれるなど、各観光施設の特色が出ている。

 期間は来年8月31日まで。各施設にスタンプと専用台紙が設置され、スタンプを集めて同隊事務局を務める町世界遺産対策室に郵送すると、抽選で毎月5人にむーもんのぬいぐるみが当たる。

 生徒らがこのほど町役場を訪れ、山崎結子町長に完成を報告した。

 町世界遺産対策室の小川勇一郎室長は「町の冬季観光を楽しみながら遺跡にも訪れてほしい」と呼びかけている。

町の観光施設にちなんだ6種類のスタンプ(町世界遺産対策室提供)

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