
種里城(青森県鯵ケ沢町)から弘前城(弘前市)まで、津軽氏の居城を一堂に紹介する展示会が14日、鯵ケ沢町中央公民館で始まった。各城跡の出土遺物やパネルなど約200点を展示。最終日の18日には、専門家による解説会や講演会を開く。
津軽氏の居城は15世紀から17世紀にかけて、種里城、大浦城(弘前市)、堀越城(同)、弘前城と移り変わった。このうち弘前、堀越、種里は「津軽氏城跡」として国史跡に指定されている。展示会では、各城跡から発掘された中国産の青磁器や肥前染付(そめつけ)などを展示。江戸初期の鯵ケ沢城跡や、築城中止となった亀ケ岡城跡(つがる市)もパネルで紹介している。
18日午前10時半からは、学芸員らによる解説会を開催。同日午後1時からは同町山村開発センターで、三戸町教育委員会の野田尚志総括主幹や工藤清泰・前東北中世考古学会長(つがる市)らが、三戸城跡や津軽と南部の城館遺跡について講演する。
展示会は、種里城の国史跡指定20周年を記念し、鯵ケ沢町、弘前市の両教育委員会が共催。同町教委の中田書矢総括学芸員は「今年は、弘前城の国史跡指定70周年が重なる意義深い年。津軽氏の居城の移り変わりを全体的に知る機会にしてほしい」と話す。問い合わせは同町教委(電話0173-72-2111、内線364)へ。
津軽氏の居城は15世紀から17世紀にかけて、種里城、大浦城(弘前市)、堀越城(同)、弘前城と移り変わった。このうち弘前、堀越、種里は「津軽氏城跡」として国史跡に指定されている。展示会では、各城跡から発掘された中国産の青磁器や肥前染付(そめつけ)などを展示。江戸初期の鯵ケ沢城跡や、築城中止となった亀ケ岡城跡(つがる市)もパネルで紹介している。
18日午前10時半からは、学芸員らによる解説会を開催。同日午後1時からは同町山村開発センターで、三戸町教育委員会の野田尚志総括主幹や工藤清泰・前東北中世考古学会長(つがる市)らが、三戸城跡や津軽と南部の城館遺跡について講演する。
展示会は、種里城の国史跡指定20周年を記念し、鯵ケ沢町、弘前市の両教育委員会が共催。同町教委の中田書矢総括学芸員は「今年は、弘前城の国史跡指定70周年が重なる意義深い年。津軽氏の居城の移り変わりを全体的に知る機会にしてほしい」と話す。問い合わせは同町教委(電話0173-72-2111、内線364)へ。