弘南鉄道(本社青森県平川市)は6日、弘南線(弘前-黒石間)で線路の除雪を担うラッセル車の試運転を行った。1929(昭和4)年に製造された国内最古の現役車両「キ104」は、93年目の今年も雪の田園地帯を快調に走り抜けた。7日まで試運転を行う。
6日はラッセル車が配備されている黒石駅に運転士ら約15人が集まり、線路上の雪をかく「フランジャー」や、雪を線路外に飛ばす車体両脇の「ウイング」等の動作を確認。相棒の電気機関車「ED333」=23(大正12)年製造=に後押しされて出発し、各駅のポイント切り替えなどをチェックしながら弘前駅との間を往復した。
大鰐線(大鰐-中央弘前間)のラッセル車「キ105」=37年製造=と、電気機関車「ED221」=40年製造=は8、9日に試運転を行う予定。同鉄道の船越信哉総務部長は「乗客が安心安全に利用できるよう排雪に努め、運行していきたい」と話した。
6日はラッセル車が配備されている黒石駅に運転士ら約15人が集まり、線路上の雪をかく「フランジャー」や、雪を線路外に飛ばす車体両脇の「ウイング」等の動作を確認。相棒の電気機関車「ED333」=23(大正12)年製造=に後押しされて出発し、各駅のポイント切り替えなどをチェックしながら弘前駅との間を往復した。
大鰐線(大鰐-中央弘前間)のラッセル車「キ105」=37年製造=と、電気機関車「ED221」=40年製造=は8、9日に試運転を行う予定。同鉄道の船越信哉総務部長は「乗客が安心安全に利用できるよう排雪に努め、運行していきたい」と話した。
