青森県十和田市の奥入瀬渓流沿いの国道102号で24日、車の乗り入れを自主的に控えるよう呼びかける「奥入瀬せせらぎ体感プロジェクト」が始まった。代替交通として国道102号を往復する有料シャトルバスの運行もスタート。渓流のせせらぎ、木々のざわめきなど自然本来の音を観光客に満喫してもらうための取り組みで、プロジェクトは26日まで、シャトルバスの運行は30日まで。
プロジェクトは、車の通行量の増加により渓流の音が走行音にかき消されている-との声を受け、国土交通省青森河川国道事務所、県、十和田市が2017年に開始。今回は19年以来3年ぶりの実施となった。
車両乗り入れ自粛区間は惣辺交差点-子ノ口交差点の約12キロ、自粛時間帯は午前10時~午後2時。千円で1日乗り放題のシャトルバスが焼山駐車場-休屋を約30分間隔で運行し、24日は焼山から200人以上がシャトルバスに乗り換え渓流を散策した。
大阪府茨木市から夫婦で紅葉を見に来た伊藤幸嗣さん(74)は「水際ぎりぎりまで行ける奥入瀬渓流だからこそ、水のせせらぎや滝の音が十分楽しめた。とても趣のある音だ。車で走っていては決して味わえない」と楽しんでいた。
25日は十和田西高校、26日は三本木農業恵拓高校の生徒が、渓流の名所を無料で案内する。
十和田西高校の生徒は29、30日の「奥入瀬渓流エコロードフェスタ」(主催・奥入瀬渓流エコツーリズムプロジェクト実行委員会など)でも観光案内を行う。
プロジェクトは、車の通行量の増加により渓流の音が走行音にかき消されている-との声を受け、国土交通省青森河川国道事務所、県、十和田市が2017年に開始。今回は19年以来3年ぶりの実施となった。
車両乗り入れ自粛区間は惣辺交差点-子ノ口交差点の約12キロ、自粛時間帯は午前10時~午後2時。千円で1日乗り放題のシャトルバスが焼山駐車場-休屋を約30分間隔で運行し、24日は焼山から200人以上がシャトルバスに乗り換え渓流を散策した。
大阪府茨木市から夫婦で紅葉を見に来た伊藤幸嗣さん(74)は「水際ぎりぎりまで行ける奥入瀬渓流だからこそ、水のせせらぎや滝の音が十分楽しめた。とても趣のある音だ。車で走っていては決して味わえない」と楽しんでいた。
25日は十和田西高校、26日は三本木農業恵拓高校の生徒が、渓流の名所を無料で案内する。
十和田西高校の生徒は29、30日の「奥入瀬渓流エコロードフェスタ」(主催・奥入瀬渓流エコツーリズムプロジェクト実行委員会など)でも観光案内を行う。