#街中のリンゴを探せ 観光協会、写真投稿募る/弘前

案内標識

 弘前観光コンベンション協会は10月1日から、青森県弘前市内に多くあるリンゴ形のオブジェの写真投稿を募るインスタグラムのキャンペーン「#街中(まちじゅう)のりんごを探せ」を始める。看板、案内標識、電車のつり革など至るところで見つかる「りんごのまち」ならではの造形を、観光資源として生かそうという取り組み。来年1月末まで応募を受け付け、抽選でリンゴジュースや菓子詰め合わせを贈る。

 これまで交流サイト(SNS)上では、リンゴのガードレールやカーブミラーが注目を集め、地元住民にとって見慣れた光景も観光客には新鮮に映る一例として取り上げられてきた。同協会はリンゴを探しながら街を歩いてほしい-と、東京ディズニーランドの「隠れミッキー」を参考にキャンペーンを企画した。

 リンゴを「探す」だけでなく「増やす」事業にも乗り出す。弘南バスのバス停8カ所はこの秋にも、リンゴをテーマにしたデザインにリニューアルする。観光客が多く訪れる追手門広場やりんご公園では、新たに取り入れたリンゴのデザインを探すイベントを予定。市内の企業には、リンゴのデザインの看板設置などを呼びかける。

 同協会の白戸大吾事務局長は「SNSの発信で全国に『りんごのまち』のイメージが定着し、より楽しく街歩きができるようになるはず」と期待を込める。キャンペーンに関する問い合わせは同協会(電話0172-35-3131)へ。

つり革

カーブミラー

時計

JR弘前駅のオブジェ

遊歩道のオブジェ


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