上十三の酒造会社支援 地酒詰め合わせ第3弾

小山田市長(中央)にセットの発売を報告した福田理事長(右)ら

 上十三地域の酒販店約120店舗でつくる十和田酒販協同組合(福田雅行理事長)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げの低迷が続く酒販店や酒造会社を支援しようと、地元の酒造会社3社の地酒詰め合わせセットの予約を受け付けている。300セット限定。

 セットは鳩正宗(十和田市)の「八甲田おろし 大吟醸」、盛田庄兵衛(七戸町)の「駒泉 純米吟醸」、桃川(おいらせ町)の「桃川 純米大吟醸」の3本で、いずれも720ミリリットル入り。昨年の2回に続く第3弾で、今回はラベルを「豊年祭(まつり)」に統一した。

 このほど、福田理事長(七戸町・スーパーふくだ店長)らが十和田市役所を訪れて小山田久市長にセットの発売を報告した。福田理事長は取材に「全国的に日本酒の売り上げは落ち込んでいるが、飲んで日本酒の良さを分かってもらい、酒造会社の支援にも結びつけば」と話した。

 1セット5千円(税込み)。予約受け付けは同組合加盟店で10月21日まで。11月25日から店頭で受け取ることができる。問い合わせは同組合(電話0176-58-5373)へ。

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