青森県弘前市土手町のランドマーク「一戸時計店」の時計台のメンテナンス費用を集めようと、中土手町商店街振興組合が22日から、同市出身の美術家・奈良美智さんがデザインしたオリジナルTシャツの販売を始めた。
時計店は、1899(明治32)年築の建物で、赤いとんがり屋根の時計台がトレードマーク。奈良さんと子どもの頃から付き合いがある土手町でレコード店「JOY-POPS(ジョイポップス)」を経営する齋藤浩さんが企画の橋渡し役となって実現した。
建物は、2018年から空き店舗となっていたが、同組合がこの春、建物の改修費用を募るクラウドファンディングに挑戦。約2カ月間で540万円ほどの支援を集め、10月末ごろから組合の事務所として活用するめどがたった。
しかし、クラウドファンディング実施中にも新たに時計が故障するなど、老朽化は深刻な状況になっている。Tシャツの売り上げは、この時計のメンテナンス費用に充てる。
平山幸一組合長は「建物は残せるめどがたち、協力してくれた人に本当に感謝している。古いものは守って残そうと思わないと無くなってしまうが、人の思い出が集まれば形にできると思う」と話した。
販売場所は、一戸時計店(平日)、JOYPOPS(週末)、弘前れんが倉庫美術館ミュージアムショップ(火曜定休)。子ども用は2500円、S~XLサイズは3500円。問い合わせは同組合(電話0172-33-7001)へ。
時計店は、1899(明治32)年築の建物で、赤いとんがり屋根の時計台がトレードマーク。奈良さんと子どもの頃から付き合いがある土手町でレコード店「JOY-POPS(ジョイポップス)」を経営する齋藤浩さんが企画の橋渡し役となって実現した。
建物は、2018年から空き店舗となっていたが、同組合がこの春、建物の改修費用を募るクラウドファンディングに挑戦。約2カ月間で540万円ほどの支援を集め、10月末ごろから組合の事務所として活用するめどがたった。
しかし、クラウドファンディング実施中にも新たに時計が故障するなど、老朽化は深刻な状況になっている。Tシャツの売り上げは、この時計のメンテナンス費用に充てる。
平山幸一組合長は「建物は残せるめどがたち、協力してくれた人に本当に感謝している。古いものは守って残そうと思わないと無くなってしまうが、人の思い出が集まれば形にできると思う」と話した。
販売場所は、一戸時計店(平日)、JOYPOPS(週末)、弘前れんが倉庫美術館ミュージアムショップ(火曜定休)。子ども用は2500円、S~XLサイズは3500円。問い合わせは同組合(電話0172-33-7001)へ。