
青森県内の夏祭りシーズン本番を告げる黒石ねぷた祭り(黒石青年会議所主催)が30日、黒石市で開幕した。同市と田舎館村から扇ねぷた12台、人形ねぷた1台の計13台が出陣。鮮やかな武者絵が夏の夜を彩り、3年ぶりの運行を待ちわびた市民に力強く伝統復活を告げた。
御幸公園で出陣式を行い安全を祈願した後、午後7時、花火の合図とともに合同運行を開始。コロナ対策で例年とはコースを変更し、同公園から富田大通りを進み、弘南鉄道黒石駅前まで進んだ。笛や太鼓、かねのにぎやかなはやしとともに「ヤーレヤーレヤー」と勇壮なかけ声を響かせた。
交差点などでねぷたが回転するたびに、沿道から拍手が起こり、街は熱気に包まれた。同市の加藤幸恵さん(64)は「参加している人たちの、3年分の思いが伝わってきて感動した。台数は少なかったけれど満足。来年は以前の数に戻れば」。祭りに合わせて毎年帰省していたという神奈川県の女性(66)は「ねぷたがなくて、ふた夏さみしかった。やっと見られたという思い」と話した。
祭りは8月5日まで。同2日は同じルートで合同運行を行う。
御幸公園で出陣式を行い安全を祈願した後、午後7時、花火の合図とともに合同運行を開始。コロナ対策で例年とはコースを変更し、同公園から富田大通りを進み、弘南鉄道黒石駅前まで進んだ。笛や太鼓、かねのにぎやかなはやしとともに「ヤーレヤーレヤー」と勇壮なかけ声を響かせた。
交差点などでねぷたが回転するたびに、沿道から拍手が起こり、街は熱気に包まれた。同市の加藤幸恵さん(64)は「参加している人たちの、3年分の思いが伝わってきて感動した。台数は少なかったけれど満足。来年は以前の数に戻れば」。祭りに合わせて毎年帰省していたという神奈川県の女性(66)は「ねぷたがなくて、ふた夏さみしかった。やっと見られたという思い」と話した。
祭りは8月5日まで。同2日は同じルートで合同運行を行う。