ドッグラン併設した古民家カフェ

店内でハンバーグ料理を試食する倉光市長(右)と平川さん

 青森県つがる市柏地区に、築約90年の古民家を改装したカフェ「ひら埜(や)」が15日に開店する。地産地消を目的に同市産のつがる豚や野菜を使ったハンバーグ料理などを提供する一方、敷地にはドッグランも併設。珍しい形態のカフェとして同市を県内外に発信したい考え。

 古民家はオーナーの平川新介さん(45)の実家。古い梁(はり)や柱を強調した店内はテーブル席に加え畳スペース、愛犬の同伴が可能な飲食スペースが特徴だ。ランチはつがる豚を100%使ったハンバーグにネギ、ゴボウ、コメなど同市産食材を使ったプレート料理(税込み1300円)など5種類で、数量限定。夜は予約制としコース料理を提供する。

 5日、店に招かれた倉光弘昭市長がハンバーグを試食し「食べたことがない味。つがる市ならではの新たな食として売り込んで」と話した。平川さんは、ドッグランを備えたカフェは県内ではまだ少ないとし、「愛犬と屋内外でくつろげる店を設けたかった。地元を前面にPRしたい」と語った。

 住所はつがる市柏稲盛岡本54。昼は午前11時~午後4時(金、土、日、月曜と祝日のみ営業)、夜は曜日を問わず予約を受け付ける。また、店の改装資金にするクラウドファンディングを10日まで募集中。問い合わせは同店(電話0173-23-4883)へ。
 

店に併設されたドッグラン

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