青森県むつ市の田名部神社は16日、市役所で記者会見し、下北地方最大の夏祭り・田名部まつりを3年ぶりに開催すると発表した。山車運行は例年通り行うが、まつりのクライマックスとなる「五車別れ」は取りやめる。
4日に開いた総代会で決定した。同神社の禰宜(ねぎ)・小笠原佐さんによると、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきたことに加え、これ以上中止が続いた場合、囃子(はやし)や運行の継承に支障が出ることを考慮して開催を決めたという。一昨年と昨年は神事のみを関係者で行った。
まつりの会期は例年通り8月18~20日。18、19日は5台の山車が各町内を練り歩き田名部神社に参詣する。20日は神輿(みこし)渡御と山車の合同運行を行う。例年は運行が深夜まで続いていたが、今年は新型コロナの感染拡大を防ぐため、運行ルートを見直して時間を短縮し、最終日の深夜に行っている五車別れは取りやめる。神楽殿での能舞奉納も見送る。山車運行への一般市民の参加の可否や運行ルートは協議中。
小笠原さんは「地域の全ての皆さんが喜んでくれるまつりになればと願っている。緊張感を持って感染対策などを進めていきたい」と話した。
4日に開いた総代会で決定した。同神社の禰宜(ねぎ)・小笠原佐さんによると、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきたことに加え、これ以上中止が続いた場合、囃子(はやし)や運行の継承に支障が出ることを考慮して開催を決めたという。一昨年と昨年は神事のみを関係者で行った。
まつりの会期は例年通り8月18~20日。18、19日は5台の山車が各町内を練り歩き田名部神社に参詣する。20日は神輿(みこし)渡御と山車の合同運行を行う。例年は運行が深夜まで続いていたが、今年は新型コロナの感染拡大を防ぐため、運行ルートを見直して時間を短縮し、最終日の深夜に行っている五車別れは取りやめる。神楽殿での能舞奉納も見送る。山車運行への一般市民の参加の可否や運行ルートは協議中。
小笠原さんは「地域の全ての皆さんが喜んでくれるまつりになればと願っている。緊張感を持って感染対策などを進めていきたい」と話した。