青森県鯵ケ沢町の白八幡宮大祭実行委員会(会長・太田正光町商工会長)は2日、コロナ禍で昨年延期した4年に1度の同大祭を、8月14~16日に開催すると正式に発表した。今回は初めて、町内の全小中学生446人(2小学校・1中学校)が大祭に参加する。

 大祭は北前船で上方からもたらされ、1677(延宝5)年に始まった。「津軽の京まつり」と呼ばれ、約150人の神輿渡御(みこしとぎょ)行列や山車が優雅に練り歩く。

 子どもたちは、郷土愛を育む学習の一環で参加。山車を出す町中心部の子どもだけでなく、他地域の児童生徒も大祭を見学したり、山車や行列に加わる。

 また、白八幡宮大祭文化保存会(杉澤廉晴会長)も7月中旬、弘前市立観光館に併設された「山車展示館」で、大祭PR展示会やフォーラムを開く予定。

 実行委の工藤真人事務局長は「令和になって最初の大祭。コロナ禍やウクライナ侵攻など暗い世相だが、大祭で停滞感を払拭し、町の活性化に少しでも寄与できれば」と語った。

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