地元の味ふんだんに/十和田・道の駅が新装開店

ブルワリー&レストランの店内。地ビールや石窯ピザなどの料理が味わえる。写真奥の2階建て客席には子ども用の遊び場やハンモックがある

 青森県十和田市の道の駅・奥入瀬ろまんパーク内にある2施設が、民営化に伴い29日、「OIRASE BEER Brewery&Restaurant(おいらせビールブルワリー&レストラン)」と、県産リンゴ関連商品を専門に扱う店舗兼カフェ「あら、りんご。青森ファクトリーショップ」として新装開店した。初日は両店とも多くの市民が行列を作る盛況ぶりだった。

 それぞれ旧施設「奥入瀬麦酒(ビール)館」「味蕾(みらい)館」から改名、改装した。ブルワリー&レストランは地ビール「奥入瀬ビール」の製造・販売のほか、津軽金山焼の窯職人が手掛けた石窯によるピザ、奥入瀬ガーリックポークのハンバーグステーキなどを提供。ツリーハウスをイメージした2階建て客席を設け、家族で楽しめる空間を用意した。

 ファクトリーショップは焼き菓子、ジェラート、サイダー、ジャムなどリンゴを使ったスイーツと加工品を豊富に取りそろえた。神戸、大阪に出店する「あら、りんご。」ブランドショップの5店舗目となる。

 両店を運営する「A-WORLD」(十和田市)の古里宣光代表は「初日から多くのお客さんに来ていただきありがたい。道の駅であるからには、まずは地元の市民に普段から利用される施設になってほしい。地元の人がファンになってくれれば、県外や海外の方にも魅力が広がっていくはずだ」と期待を寄せた。

 新装開店は当初26日の予定だったが、工事や納品の関係で29日にずれ込んだ。

「あら、りんご。青森ファクトリーショップ」は、アップルパイやジェラートなど県産リンゴ商品が盛りだくさん

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