青森市の野内川河口で春の風物詩シロウオ漁が最盛期を迎えている。3日は14の梁(やな)場で漁業者らが並んで「四つ手網」を上げ下げする姿や、市民が春の味を求めて訪れる姿が見られた。
同川漁協シロウオ部会によると、今年は先月18日に最初の遡上(そじょう)が見られた。その後は寒い日が続いたりしたため、連休になって漁は本格化したという。
川上側の梁で仲間らと網を並べていた工藤芳幸さん(58)。この日は昼前ごろから群れが多くなった。魚群が通るたびに四つ手網を引き揚げると、ピチピチとした透き通った魚体が網の上で跳ね上がり、工藤さんらは次から次へとせわしなく魚をいけすへ放り込んでいった。
同部会では生きたシロウオを1合600円で販売。この日、バケツを手に買いに来ていた市内の藤田健一郎さん(60)は「子どもの頃から春の楽しみの一つ。家族で躍り食いや天ぷらにして食べたい」と笑顔で話した。
同川漁協シロウオ部会によると、今年は先月18日に最初の遡上(そじょう)が見られた。その後は寒い日が続いたりしたため、連休になって漁は本格化したという。
川上側の梁で仲間らと網を並べていた工藤芳幸さん(58)。この日は昼前ごろから群れが多くなった。魚群が通るたびに四つ手網を引き揚げると、ピチピチとした透き通った魚体が網の上で跳ね上がり、工藤さんらは次から次へとせわしなく魚をいけすへ放り込んでいった。
同部会では生きたシロウオを1合600円で販売。この日、バケツを手に買いに来ていた市内の藤田健一郎さん(60)は「子どもの頃から春の楽しみの一つ。家族で躍り食いや天ぷらにして食べたい」と笑顔で話した。