「イルカいた!!」子供たち歓声/陸奥湾

むつ市脇野沢沖の海面を跳ねるように泳ぐカマイルカの群れ

 陸奥湾を回遊するイルカが今年も姿を見せている。6日は、青森県むつ市が運航する遊覧船「夢の平成号」に体験乗船した同市脇野沢小学校と脇野沢中学校の児童生徒19人が約300頭のカマイルカに遭遇。海面に突如現れる姿を見つけては「あっちあっち」「いたっ!」と歓声を上げていた。

 午前9時ごろに脇野沢港を離れた児童生徒は、20分ほどで最初のイルカを発見。その後は船の両側を同時に泳いだり、航跡の波と遊ぶように海面を跳ねたりするイルカの群れを観察した。

 脇野沢小時代から10回以上遊覧船に乗っているという脇野沢中3年の藤田龍神さん(14)は「船が囲まれるほど、イルカが多いことは今までなかった」と驚いた様子。「海岸のごみを少しずつ減らして、イルカがもっと元気よく泳げるようにしたい」と話した。

 夢の平成号は7日~6月19日、脇野沢沖を周遊するイルカウオッチングコースを運航する。脇野沢港発着で1日2便。

船のそばを泳ぐカマイルカを観察する脇野沢小の児童

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