
日本三大霊場の一つ、青森県むつ市の恐山が1日、開山した。県内外の参拝客が春を迎えた恐山で亡き人へと思いをはせた。
恐山は、火山ガスが吹き出る岩場一帯は「地獄」に、宇曽利湖を取り巻く白砂の浜は「極楽」になぞらえられる。毎年、11月から約半年の冬期間は閉山している。
今年の開山日は冷え込んだものの、朝から多くの家族連れらが参拝した。硫黄のにおいが立ちこめる中、戦没者慰霊の碑や東日本大震災の供養塔などをゆっくりと回りながら、地蔵に手を合わせたり、亡き人を思うように景色を眺めたりする姿が見られた。
名古屋市から家族と訪れた無職永井由紀夫さん(61)は「恐山に来たのは初めて。とても荘厳で、黄泉(よみ)の世界を感じられた」と話した。
7月20~24日には恐山大祭が開催される予定。
恐山は、火山ガスが吹き出る岩場一帯は「地獄」に、宇曽利湖を取り巻く白砂の浜は「極楽」になぞらえられる。毎年、11月から約半年の冬期間は閉山している。
今年の開山日は冷え込んだものの、朝から多くの家族連れらが参拝した。硫黄のにおいが立ちこめる中、戦没者慰霊の碑や東日本大震災の供養塔などをゆっくりと回りながら、地蔵に手を合わせたり、亡き人を思うように景色を眺めたりする姿が見られた。
名古屋市から家族と訪れた無職永井由紀夫さん(61)は「恐山に来たのは初めて。とても荘厳で、黄泉(よみ)の世界を感じられた」と話した。
7月20~24日には恐山大祭が開催される予定。