むつ湾フェリー希望乗せ本年度運航開始

外ケ浜町職員らに見送られ蟹田港から出航する「かもしか」の本年度第1便=21日午前9時20分過ぎ

 青森県などが出資している第三セクター「むつ湾フェリー」(本社外ケ浜町、三上俊孝社長)は21日、津軽半島の外ケ浜町蟹田と下北半島のむつ市脇野沢を60分で結ぶカーフェリー「かもしか」の本年度の運航を開始した。午前9時20分、蟹田港発の第1便が68人の客とバス2台、乗用車2台などを乗せて出航した。運航期間は11月5日まで。

 かもしかは定員240人で、車両は乗用車20台またはバス4台を収容できる。春から秋に1日2往復(8月11~16日は3往復)し、冬期間は休航する。

 第1便は、同町の山崎結子町長や職員、よさこいチーム「舞鼓童(まいこどう)」メンバーら約20人が旗などを振って見送った。下北を巡る日帰りツアーに参加し乗船した弘前市の木田富士子さん(68)は「このフェリーに乗るのは初めて。湾内でイルカが見られたらうれしい。大間のマグロ料理も楽しみ」と話していた。

 赤字運営が続く同社は経営改善に取り組んでいるが、新型コロナウイルスの影響で2019年度に2万6623人だった旅客数が20年度は5910人、21年度は8715人と大きく落ち込んでいる。船の老朽化に伴う新船建造も課題となっており、県や関係市町村などが航路存続のための方策を検討している。

 三上社長は「コロナが収まり、乗客が増えてほしい。運営体制の強化や新船建造は会社単独では難しい。関係自治体などに支援をいただき取り組みを進めていきたい」と話した。

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