青森県藤崎町原産のリンゴ「ふじ」のみを使ったシードルが完成した。ふじ原木公園管理者のリンゴ農家相坂清志さん(48)が「ふじ発祥の地で、ふじにこだわったシードルを造りたい」と1年かけて開発。約700本の限定品で、15日から町産直施設「ふじさき食彩テラス」で販売を始める。
旧弘前実業高校藤崎校舎の敷地内にある同公園には、ふじ原木の遺伝子を引き継ぐ木が2本ある。シードルには、この木から昨年秋に採れた生果700キロを使用。当初は600本造る予定だったが、想定より果汁が豊富で100本ほど多くできたという。
製造は弘前市のタムラファームに委託した。
シードルは、すっきりと飲み切れるよう甘さを控えめに、アルコール度数も5%に抑えた。きりっと冷やすとシャンパンのような口当たりが楽しめる一方、常温だと甘みが増し、リンゴの香りもより強くなる。相坂さんは「レモンを入れるのもいい。1本でいろいろな楽しみ方ができる」と話す。
相坂さんは11日、食彩テラスの松丸良平社長、販売免許の取得などで協力した町地域おこし協力隊の鎌田いづみさんとともに町役場を訪問。シードルを試飲した平田博幸町長は「口当たりがすっきりして爽やか。町のリンゴ生産普及条例も施行されたばかりで、完成は非常にうれしい」と話した。
相坂さんは「町では、どの地域にも負けないくらいおいしいリンゴを作っている。シードルをきっかけに生果やジュースにも注目してもらえれば」と話した。
シードルは500ミリリットル入りで税込み2千円。食彩テラスで販売するほか、相坂さん(電話090-4883-1115)も注文を受け付ける。
旧弘前実業高校藤崎校舎の敷地内にある同公園には、ふじ原木の遺伝子を引き継ぐ木が2本ある。シードルには、この木から昨年秋に採れた生果700キロを使用。当初は600本造る予定だったが、想定より果汁が豊富で100本ほど多くできたという。
製造は弘前市のタムラファームに委託した。
シードルは、すっきりと飲み切れるよう甘さを控えめに、アルコール度数も5%に抑えた。きりっと冷やすとシャンパンのような口当たりが楽しめる一方、常温だと甘みが増し、リンゴの香りもより強くなる。相坂さんは「レモンを入れるのもいい。1本でいろいろな楽しみ方ができる」と話す。
相坂さんは11日、食彩テラスの松丸良平社長、販売免許の取得などで協力した町地域おこし協力隊の鎌田いづみさんとともに町役場を訪問。シードルを試飲した平田博幸町長は「口当たりがすっきりして爽やか。町のリンゴ生産普及条例も施行されたばかりで、完成は非常にうれしい」と話した。
相坂さんは「町では、どの地域にも負けないくらいおいしいリンゴを作っている。シードルをきっかけに生果やジュースにも注目してもらえれば」と話した。
シードルは500ミリリットル入りで税込み2千円。食彩テラスで販売するほか、相坂さん(電話090-4883-1115)も注文を受け付ける。