地元産品で新商品 食彩テラスで発表/藤崎

地元産品で作った新商品を掲げる事業者たち

 青森県藤崎町は20日、同町のふじさき食彩テラスで、同町周辺で活動する事業者たちが地元産品を使って作った新商品の発表会を開いた。リンゴやトマトのジュース、アップルパイなど地域の魅力を詰め込んだ6品を披露した。

 開発したのは県産米「はれわたり」のこうじと青唐辛子などを煮詰めた「糀(こうじ)なんばん」、同町発祥のリンゴ「ふじ」を使った「リンゴバー」、ビタミンDを多く含む「青森きくらげ」の「乾燥きくらげ」、同町常盤地区で育てたミニトマトで作った炭酸飲料「金魚ねぷたサイダー」、イヌも飲むことができる「プロテオグリカン」入りのリンゴジュース「わん!プチ」、酸味のあるリンゴ「紅玉」で作ったリンゴジュース「紅玉1800」の6品。発案した事業者らが紹介し、一部は会場に訪れた約30人に振る舞った。

 農家の所得向上を目指す町の事業の一環で、今年で9年目。商品開発・マーケティングアドバイザーの加藤哲也さん(56)とグラフィックデザイナーの川村将久さん(62)とともに1年かけて、商品を作り上げた。加藤さんは「6者全てが新しい要素を盛り込んだ商品を作ってくれた。売れ行きに期待している」と語った。新商品は順次、ふじさき食彩テラスで販売する。

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