遅咲きの桜鑑賞ツアー/弘前さくらまつり

桜守の橋場真紀子さん(右端)の解説を受け、遅咲きの桜を楽しむ参加者

 弘前さくらまつりは11日目の30日、曇り空にもかかわらず、平成最後の桜を楽しもうと29万人(まつり本部発表)が会場の弘前公園に押し寄せた。

 山形県から訪れた八鍬直美さん(48)は「夜桜と花筏(はないかだ)が一緒になると、とてもきれい。平成最後のさくらまつりに来ることができてよかった」とにっこり。同日で会期中の人出の合計は200万人を超え、210万人となった。

 弘前市公園緑地課によると、外堀では七分散りだが、堀の内側の桜が三~五分散りで「令和」初日の1日ごろまで花筏が楽しめるという。

 園内では同課の桜守3人が、遅咲きの桜について紹介する桜鑑賞ツアーも開かれた。約40人が桜守の解説を聴きながら園内のさまざまな桜の知識を深めた。

 弘前公園にはソメイヨシノよりも遅く咲く桜が約600本ある。ヤエベニシダレや大寒桜、横浜緋桜(ひざくら)などが満開で、弘前雪明かりや鬱金(うこん)などが咲き始めた。

 秋田県由利本荘市から訪れた高橋清さん(48)は「品種の起源を知ることができて勉強になる」と話していた。ツアーは2日も行われる。

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