道の駅にストリートピアノ 東管工業が寄贈/東北町

寄贈されたピアノと(左から)蛯沢社長、小笠原さん、木村駅長、産直友の会の中野京子さん

 公共施設などに置かれ自由に弾くことができる「ストリートピアノ」が青森県東北町の「道の駅おがわら湖」(木村大丈(だいじょう)駅長)の交流ホールにお目見えした。同道の駅が建設関係や産業廃棄物の処理・運搬などを手掛ける「東管工業」(同町、蛯沢宮行社長)からアップライトピアノ1台の寄贈を受け、設置した。28日、調律が施され、利用可能になった。

 木村駅長が「コロナ禍の時代、ピアノの音色で心安らぐ空間を道の駅につくりたい」と蛯沢社長に話したところ、蛯沢社長が「ぜひ協力したい」と、仕事上で引き取り、倉庫に長年眠っていたピアノを寄贈することになった。東管工業がほこりを拭き取るなど、ピアノをきれいな状態にして、24日に道の駅に搬入した。

 28日、木村駅長や蛯沢社長らが見守る中、ピアノの弾き初めをした同道の駅産直友の会前会長の小笠原廣子さん(74)は「若い頃に戻ったような気分。いい感じで響くし、音も良い。今度また、ここで練習したい」と笑顔を見せた。蛯沢社長は「多くの人たちに使ってもらえれば」、木村駅長は「買い物客のみならず、地域の子供たちや保育士さんらにピアノの練習・演奏場所として気軽に利用してほしい」と話した。

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