満開の桜に、海と空の青が重なる。本州最北・青森県下北半島にある桜の名所の一つ、水源池公園(むつ市)の桜が28日見ごろとなり、市民が待ちこがれていた春本番を迎えた。
陸奥湾を見下ろし、釜臥山を仰ぐ同公園には、ソメイヨシノを中心に約210本の桜がある。近年、野鳥の食害などにより花芽不足に悩まされていたが、市民らが参加した市の「桜満開プロジェクト」の効果もあり、ボリュームは回復しつつある。
穏やかな陽気となった同日、公園には、家族連れや市民らが続々と足を運んだ。
毎年花見に訪れるという同市の主婦村井サツさん(73)は「今年は特に桜がきれい。陸奥湾や芦崎の砂嘴(さし)も見えるし、木々の緑とのコントラストもすてき。長い冬が終わり、下北にもようやく良い季節が来ましたね」と顔をほころばせた。
陸奥湾を見下ろし、釜臥山を仰ぐ同公園には、ソメイヨシノを中心に約210本の桜がある。近年、野鳥の食害などにより花芽不足に悩まされていたが、市民らが参加した市の「桜満開プロジェクト」の効果もあり、ボリュームは回復しつつある。
穏やかな陽気となった同日、公園には、家族連れや市民らが続々と足を運んだ。
毎年花見に訪れるという同市の主婦村井サツさん(73)は「今年は特に桜がきれい。陸奥湾や芦崎の砂嘴(さし)も見えるし、木々の緑とのコントラストもすてき。長い冬が終わり、下北にもようやく良い季節が来ましたね」と顔をほころばせた。