青森県弘前市の弘前公園で24日、園内の樹木を雪の重さや寒さなどから守る雪囲いの設置が始まった。市公園緑地課の職員ら約30人が、雪がちらつく中、手際よく作業を進めた。12月中旬ごろまで、ツツジやシャクナゲなど低木類約3万本に囲いを、本丸のマツなど約40本に雪吊(つ)りを施す。
雪囲いは二の丸のイチイやツツジから始めた。職員は、丸太やヒバの板を組み合わせたものを縄でくくり、木を覆うように三角の屋根を作っていた。
雪吊りは東門付近で始まり、職員が毎年、工夫を凝らして木のてっぺんに施す頭飾りには来年の干支(えと)の寅(とら)にちなんだトラの顔、弘前市章の「卍(まんじ)」などがお目見えした。
同課の橋場真紀子総括主査は「雪囲いでも訪れる人の目を楽しませ、冬の弘前公園を演出していく。寒い中でも足を運んでもらえれば」と話した。
雪囲いは二の丸のイチイやツツジから始めた。職員は、丸太やヒバの板を組み合わせたものを縄でくくり、木を覆うように三角の屋根を作っていた。
雪吊りは東門付近で始まり、職員が毎年、工夫を凝らして木のてっぺんに施す頭飾りには来年の干支(えと)の寅(とら)にちなんだトラの顔、弘前市章の「卍(まんじ)」などがお目見えした。
同課の橋場真紀子総括主査は「雪囲いでも訪れる人の目を楽しませ、冬の弘前公園を演出していく。寒い中でも足を運んでもらえれば」と話した。