「うまい森 青いもりフェア」盛況、21日まで


 東奥日報社の「うまい森 青いもりフェア」(県観光連盟共催)が20日、青森市の県観光物産館アスパムで開幕した。13市町村から約25社・団体が出店。旬のリンゴや各地の名産品がずらりと並び、家族連れなどでにぎわった。21日まで。

 六ケ所村の天然ヒラメのプレゼントには午前9時半のオープン前から長い行列ができた。道の駅ふかうら「かそせいか焼き村」(深浦町)のベニザケやタイなどの飯ずしは1時間ほどで約350個が完売。飯ずしや、ふかうら雪人参ケーキを買った青森市の会社員安保綾乃さん(36)は「おいしいと評判なので食べるのが楽しみ」と話した。アスパム正面では平内町産の焼きホタテの実演販売があり、食欲をそそる炭火焼きの香りに誘われ続々と客が訪れた。

 食を通じて地域の魅力を発信するステージイベントには、青森市の小野寺晃彦市長と同市観光大使のアイドル「GMU」が登場。会場内で販売している同市の赤菊芋や黒にんにくを生産者と共にPRした。

 来場者には入場時の検温や手指消毒、出店者には1週間前から体温測定を含む健康観察を求めるなど、感染症対策を徹底して開催している。フェアの詳細はウェブ東奥専用ページで。

飯ずしなどの名産品や旬の味覚を求める買い物客でにぎわうフェア会場=20日、青森市のアスパム

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