海の豊かさ、すしに込め 新ジオ認定商品「下北半島巡り」登場/むつ

認定証を手にする上野さん(左)と宮下会長

 「下北ジオパーク認定商品」に「鮨うえ乃」(青森県むつ市)のにぎりずし「下北半島巡り」が新たに仲間入りし、下北ジオパーク推進協議会(会長・宮下宗一郎むつ市長)が2日、同店に認定証を授与した。

 認定商品は、地域の名産品を発信し、下北ジオパークの知名度とイメージ向上につなげるのが目的。認定は今回で22事業者、33商品となった。

 下北半島巡り(税込み4400円)は、大間マグロをはじめ、下北を囲む三つの海(津軽海峡、陸奥湾、太平洋)の海産物をネタとした10貫の盛り合わせ。時期によって提供するネタが変わるため、下北を囲む海の多様性と豊かさを感じることができる。すしを盛る木製の台は青森県の形をしているため、見た目でも楽しめる。

 鮨うえ乃で宮下会長が、同店の大将・上野裕幸さん(65)に認定証を手渡した。宮下会長は下北半島巡りを試食し、「すしのネタにはストーリーがある。海との関わりなど、いろんなことを話しながら食べてほしい」と語った。

 上野さんは「季節のおいしい魚を食べながら、下北の自然の豊かさを感じてほしい」と話した。

下北ジオパーク認定商品になった「下北半島巡り」

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