昨年天国に旅立った人気犬「わさお」の記念像が8日、青森県鯵ケ沢町の海の駅「わんど」敷地内に完成した。不細工だけどかわいい“ブサかわ”犬の長毛などをリアルに再現しており、多くのファンから「またわさおに会えた」「『ワン』ダフルな出来栄え」などと喜びの声が上がった。
海の駅「わんど」は、迷子犬だった幼いわさおが飼い主・菊谷節子さん(故人)に拾われた場所。記念像は等身大で高さ90センチ。原型は、動物の木彫りで高く評価されている彫刻家はしもとみおさん(三重県)が制作した。
爽やかな秋晴れの下、除幕式が行われ、平田衛町長や県観光国際戦略局の堀義明局長ら約20人が出席。菊谷さんの長男忠光さんは全国から集まった533万円の寄付に感謝し、「わさおは全国を明るくするため、この町に来た。元気に、幸せになりたい人は(記念像を触って)なでなでして」と述べた。銅像を設置した地元有志「わさおありがとう実行委員会」の杉澤廉晴委員長(町観光協会長)も「新型コロナ感染が減る中、国内外から訪れる人をもてなし、わさおの功績をしっかり語り継ぎたい」と語った。
わさおは町特別観光大使や日本ユネスコ協会連盟の世界自然遺産特別大使“犬”(ワンバサダー)、JR鯵ケ沢駅観光駅長を務めるなどした。見た目の愛らしさから話題となり、映画「わさお」も公開されたが、昨年6月に推定13歳で死んだ。
海の駅「わんど」は、迷子犬だった幼いわさおが飼い主・菊谷節子さん(故人)に拾われた場所。記念像は等身大で高さ90センチ。原型は、動物の木彫りで高く評価されている彫刻家はしもとみおさん(三重県)が制作した。
爽やかな秋晴れの下、除幕式が行われ、平田衛町長や県観光国際戦略局の堀義明局長ら約20人が出席。菊谷さんの長男忠光さんは全国から集まった533万円の寄付に感謝し、「わさおは全国を明るくするため、この町に来た。元気に、幸せになりたい人は(記念像を触って)なでなでして」と述べた。銅像を設置した地元有志「わさおありがとう実行委員会」の杉澤廉晴委員長(町観光協会長)も「新型コロナ感染が減る中、国内外から訪れる人をもてなし、わさおの功績をしっかり語り継ぎたい」と語った。
わさおは町特別観光大使や日本ユネスコ協会連盟の世界自然遺産特別大使“犬”(ワンバサダー)、JR鯵ケ沢駅観光駅長を務めるなどした。見た目の愛らしさから話題となり、映画「わさお」も公開されたが、昨年6月に推定13歳で死んだ。