青森県八戸市の八戸市博物館は廃藩置県150年の特別展「今般廃藩之儀-最後の藩主・南部信順(のぶゆき)-」を行っている。11月23日まで。
同展では、幕末維新から1871(明治4)年の廃藩置県を迎えるまでの激動の時代を生きた八戸藩最後の藩主である9代・南部信順の生い立ちや、戊辰戦争での動向、人柄や趣味を知ることができる文書などの資料121点が並んでいる。
また、廃藩置県後に誕生したものの、すぐに近隣の県と合併されわずか50日しか存在しなかった「八戸県」の存在にも焦点を当てている。八戸県が確かに存在したことを示すとされる「御用金献納状」と「献納願いの許可」などの資料、合併に貢献した人物の解説などもあり、「幻の八戸県」の一端に触れることができる。
展示を担当した同館主査兼学芸員の野沢江梨華さんは「現在の青森県が誕生するまでの過程を知ることができる。展示を見て郷土の歴史に触れてほしい」と話した。
同展では、幕末維新から1871(明治4)年の廃藩置県を迎えるまでの激動の時代を生きた八戸藩最後の藩主である9代・南部信順の生い立ちや、戊辰戦争での動向、人柄や趣味を知ることができる文書などの資料121点が並んでいる。
また、廃藩置県後に誕生したものの、すぐに近隣の県と合併されわずか50日しか存在しなかった「八戸県」の存在にも焦点を当てている。八戸県が確かに存在したことを示すとされる「御用金献納状」と「献納願いの許可」などの資料、合併に貢献した人物の解説などもあり、「幻の八戸県」の一端に触れることができる。
展示を担当した同館主査兼学芸員の野沢江梨華さんは「現在の青森県が誕生するまでの過程を知ることができる。展示を見て郷土の歴史に触れてほしい」と話した。