入場規制への協力などを呼び掛ける看板が設置されている蔦沼周辺の国道103号=13日

 青森県十和田市の十和田八幡平国立公園にある蔦沼周辺は14日から紅葉シーズンの渋滞対策期間に入る。蔦沼展望デッキを含む蔦野鳥の森への入場には環境保全協力金を支払う必要があり、紅葉が最盛期を迎えるとみられる16~31日の早朝は予約者しか入れない。市など関係機関は路上駐車しないよう呼び掛けている。

 蔦沼は朝焼けの紅葉が水面(みなも)を赤く染める絶景ポイント。市や県、県警、環境省などでつくる十和田湖周辺交通渋滞対策協議会(会長・小山田久市長)は、展望デッキの大混雑や植生破壊、路上駐車防止などのため昨年度から協力金や予約制を導入した。

 本年度は規制期間を11月7日までの25日間に拡大。時間は10月14、15日と11月1~7日が午前9時~午後4時、10月16~31日は午前7時半~午後4時。この間は車1台につき千~2千円の協力金が必要となる。バイクは半額で徒歩、自転車、タクシー利用者などは無料。入場者は蔦温泉駐車場入り口で代金を支払う。

 16~31日の午前4時半~同7時半は予約制で協力金はほぼ倍額。9月24日で受け付けを終了しており、同協議会事務局の市商工観光課によると11日現在で計264台、629人(蔦温泉宿泊者を除く)の予約があった。

 同期間のデッキ入場者は最大150人に抑えられているが、制限に満たない日もあるという。同課担当者は「予約期間が新型コロナの緊急事態宣言が解除される前で自重もあったのではないか。入場者には、コロナ対策をしてゆっくり楽しんでいただきたい」と話している。

 蔦沼沿いの国道103号経由を避けたい場合は市道の迂回(うかい)路がある。問い合わせは同協議会事務局(電話0176-51-6771)へ。


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