下北復興支援へ逸品販売 鰐comeに買い取り品コーナー/大鰐

「下北の魅力を発信し、元気づけたい」と語る相馬副理事長

 8月の豪雨災害で被災した下北地域を応援しようと、青森県大鰐町のプロジェクトおおわに事業協同組合は25日から、町地域交流センター鰐come内の売店「メルカート」に下北半島復興支援コーナーを設置した。同組合が直接買い取った約50アイテムが並び、募金箱でも支援を後押しする。

 同組合の相馬康穫副理事長が、交友関係を生かし仕入れた。売店で売れた分の代金を支払う委託販売が多いが、「すぐにお金で支援したい」(相馬副理事長)と、仕入れた分をその場で支払う買い取り販売にした。

 駒嶺商店(風間浦村)の「生仕込うにだれ」や、「Yプロジェクト」(大間町)の「マグロ一筋」とデザインされたカラフルなネックウオーマーなど、同組合員が直接現地で買い取ったおすすめの商品が並ぶ。

 相馬副理事長は「同じ県民としてお互いさまの精神で助けたい。気に入った商品があったら、ぜひ現地に行って応援してほしい」と話した。商品の種類は今後も増やす予定。

 また、10月16、17日に鰐comeの中庭で復興支援フェアを行い、売上金の一部を義援金として寄付する。

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